HIV陽性者は周囲の人々や社会とどのように付き合い、どんなことを感じながら暮らしているのでしょうか。この冊子では、「周囲への告知」「プライバシー」「医療者とのかかわり」「出会いと恋愛」「セックス」「仕事と職場」「将来設計」といった様々な切り口でこのテーマを取り上げています。
内容は、HIV陽性者を対象とした既存の調査データの紹介と、2007年10月に行われたフォーカス・グループ・インタビューなどから抜き出した18人のHIV陽性者の語りで構成されています。
HIV陽性とわかり長期療養する人にとっては、この冊子で他のHIV陽性者の経験や思いに触れ、これからの生活のちょっとしたコツを得てもらえることと思います。また、医療従事者・支援者、家族やパートナー、友だちなど、HIV陽性者とのつながりのある多くの方々の理解促進ツールとして、支援ツールとしてもご利用ください。(サイズA5判 36ページ)