HIV陽性者にとって何が通院や服薬の決め手になっているか、専門職とどのように関わっているか、情報収集や信ぴょう性をどのようにとらえているか、健康観に変化があるか…。今までに医療従事者から明らかにされている調査研究はときどき見られますが、HIV陽性者の視点による生活重視の調査研究はほとんどありませんでした。
そこで、2008年に、HIV陽性者を対象としたwebアンケート「生活者の視点からとらえるHIV陽性者の治療・医療とのつきあい方に関する調査」を実施しました。その結果をより多くの陽性者と共有するためのツールとして、医療従事者・支援者などに役立つ支援ツールとして冊子にまとめて発行しました。147名のHIV陽性者による回答分析と豊富な自由記述を掲載しています。(サイズA5判40ページ)
◆アンケート調査の概要◆
「生活者の視点からとらえるHIV陽性者の治療・医療とのつきあい方に関する調査」
調査方法:webアンケート
実施機関:2008年11月13日〜12月12日
有効回答数:147人